星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ



カーメン・ブラーデン
(Carmen Braden)
●In the Marrow Lives a Woman
●The Raven Conspiracy
●Bend Willow Branch
●Songs of the Invisible Summer Stars
●Candle Ice


Derek Charke; Flute
Suzanne Lemieux ; Oboe
David Parker; Horn
Gillian Smith; Violin
Nadia Francavilla; Violin
Susan Sayles; Viola
Norman Adams; Cello
Mark Adam; Vibraphone
Carmen Braden; Piano, Vocals

「見えざる夏の星の歌」
I. 星はどこで遊ぶの(Where do the stars play?)
II. 彗星の川(Comet River)
III. オーロラとのないしょの出会い(A clandestine meeting with an Aurora)
IV. 私を揺さぶって、オリオン!(Sway me around, Orion!)
V. 青空に月が寂しくのぼるとき(When the moon hangs lonely in the blue sky)

Derek Charke; Flute
Suzanne Lemieux ; Oboe
David Parker; Horn
Gillian Smith; Violin
Nadia Francavilla; Violin
Susan Sayles; Viola
Norman Adams; Cello


見えざる夏の星の歌(Songs of the Invisible Summer Stars)

Mark Adam; Vibraphone
Carmen Braden; Vocals

 フルート、オーボエ、ホーンという管楽器に加え、弦楽四重奏が加わる7人編成での室内楽のサウンドは、音色を追求した「色彩の音楽」ではないでしょうか?作曲家のカーメン・ブラーデンは、北極圏に住むカナダの人。一点の曇りもない明け方の空(だと思う)をジャケットにあしらったこのアルバムを眺めているだけでも、いろいろなインスピレーションがわいてくるようです。こうした情景の中に、私自身何度も身を置いているので、時々ハッとするような週間があります。

 もともとは声楽版(本人の歌声で収録)が作曲され、のちに室内楽版に編曲されたそうで、器楽の方は全部で5つのピースになっています。タイトルが「夏の歌」というところから、星時計を知らないで眺めると「なんで夏にオリオン?」と成るかもしれませんが、夏だからこそのオリオンが晩夏の明け方(まさにアルバムジャケットが「明け方」の時間帯と思った次第)が登場するわけです。これは実際に体験しなければわからない星の動きなので、とても共感が持てます。



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