この星座の起源は古く、紀元前8世抒情詩人ホメロス作とされる『オデュッセウス』の中で、この星座のことを取り上げています。 |
尊いオデュッセウス喜んで、 風を受けて帆を張った こうしてかれは、眠りもやらず、プレイアデスと おそく沈むボオテス(うしかい座)と また車とも呼ばれ いつも同じ場所をぐるぐると廻り オーリーオーンを見張り これだけがオーケアノスの沐浴にあずからぬ くま座の星アルカスを見つめつつ 坐って巧みに進路を取った この星を尊いカリュウプソは 左手に見て海を渡るように命じたのだ (第5歌262〜281行) 「オデュッセイア」中野哲郎訳より (京都大学学術出版会/ISBN987-4-8140-0422-5) |
この星座の学名「Bootes(ボーテス)」は、ギリシア語Βοωτηζ(牛を動かす)のローマ音写で、Βουζ(牛)とωθειν(動かす)が語源とするのが定説となっています。日本語の「うしかい」座はその訳となりますが、この学名の前半は英語でなじみの深いbeaf(ビーフ)と同じ語源を持つのです(ビーフはラテン系のフランス語から英語に入った言葉)。 それ以外にもBootesには「大声で叫ぶもの」という意味もあるところから、この単語を大声で熊を追う猟犬を勇気づけるための勢子の掛け声という解釈もあります。 また、1等星であるアルクトゥルスが「熊の番人」という意味を持つことから、学名のボーテスを「牛を動かす」は誤訳で、熊の後を追う関係から、「大声で叫ぶもの」を主張する学者もいるほどです。しかし、うしかい座が手に引いているりょうけん座のに対の姿を見れば、なるほどと思える絵姿が浮かび上がってくるのではないでしょうか。 |
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「沈むに遅きボーテス」名残惜しげに沈んでいく
2023年8月17日 22h40m
Canon EOS 6D
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「沈むに遅きボーテス」も登ってくる時は横倒しなので「スッ」と登場(笑)
2025年2月26日 23h03m
Canon EOS 6D
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2023年2月22日 00h07m
春の夫婦星
Canon EOS 6D