星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

このページではエイベックからリリースされた曽根麻矢子さんや、日本人アーティストのSACDシリーズを紹介します。楽器と、その環境の空気感を意識させてくれるSACDというフォーマットは、最もっと普及(ハードももっとリーズナブルにしないと音楽が衰退するとさえ思えてしまいます)して欲しいのですが、2011年にリリースされた森摩季さんの『アヴェ・マリア』は通常CDだったり、三浦友理枝さんのデビューアルバムはSACDなのに、その後リリースされたアルバムは通常CDのみ。基準は何なんでしょう?(売れ行きに値しないフォーマットの制作費ということでしょうか?)

 もともと海外のアーティストだけしか聴いていなかった私ですが、SACDというフォーマットのおかげで国内アーティストに目を向けるようになりました。海外の評論家にも評判の良いメイド・イン・ジャパンをもっともっと増やして欲しいと切に願っております。思うに、このフォーマットのおかげで、ばーんと(貞子じゃないが)部屋の中に演奏家が入ってきたような錯覚さえ起こるSACD。

 どんな優れた演奏も、SACDを聴いた後では「機械的(CDというオーディオ)」にしか聞こえなくなり、SACDだと「アーティストが奏でている」ように聞こえてきます。もしかしたらフォーマットで損をしている演奏家はたくさんいるんじゃないだろうか?と思えてしまいます(特に日本人アーティストの場合←私の聴き方にも問題があるかも)


曽根麻矢子オフィシャル・サイト

イギリス組曲(2005)
 2005年のバッハ。バッハのチェンバロ作品を全曲録音するというプロジェクトの第1弾。   SACDというフォーマットの素晴らしさが、楽器の質と空気感を見事に伝えてくれるなぁ、と感じました。瑞々しいチェンバロの音色。付属として楽器についてのレポートもあると、もっと良かったのに。エラートでのレコーディングと同じ絵柄のチェンバロが写っているところから、1707年のモデルを復元したというDavid Leyが1970年に製造したチェンバロでのレコーディング。

 2026年1月現在、公式ページでは販売終了と記載されています。

avex classics international

フランス組曲(2005)
 バッハのチェンバロ作品を全曲録音するというプロジェクトの第2弾。すべてがSACDで録音されるというもの。ジャケットも統一されていて良いです(ジョニー・キャッシュのアメリカン・レコーディングスを思わせる体裁か?)
 2026年1月現在、公式ページを見ると2014年から新たなフォーマットとしてBlu-specCDというフォーマットでもリリースされています。


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イタリア協奏曲(2006)
 バッハ・プロジェクト第3弾。他にBWV831の「フランス風序曲」と、BWV903、BWV998が収録されています。


 2026年1月現在、公式ページを見ると2014年から新たなフォーマットとしてBlu-specCDというフォーマットでもリリースされています。


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平均律クラヴィーア曲集第1巻(2007)
 バッハのチェンバロ作品の中では最大のセット。1曲目のプレリュードのみずみずしさと言ったら言葉に言い表せません。

 2026年1月現在、公式ページを見ると2014年から新たなフォーマットとしてBlu-specCDというフォーマットでもリリースされています。


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ゴルトベルク変奏曲(2009)
 二度目の「ゴルトベルク」が現時点での最新作。

 2026年1月現在、公式ページを見ると2014年から新たなフォーマットとしてBlu-specCDというフォーマットでもリリースされています。


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 結局全曲レコーディングは2026年現在、エイベックスからは新譜のレコーディング情報はありません。最新のレコーディングは2019年に有田正広さんとのバッハのフルート・ソナタです。有田さんに至っては4度目のソナタ集でモダン楽器での演奏です。

 

麗しき瞳よ/寺神戸亮&レ・ボレアード(2009)

 なんと私は天の邪鬼なことか!本来このアルバムの主役はソプラノの森摩季さんですが、私はバックで演奏している寺神戸しの奏する音楽に惹かれているので、あえて森さん名義ではなく、彼女を支えている彼らの名義で紹介しています。

 2026年1月現在、公式ページを見ると2014年から新たなフォーマットとしてBlu-specCDというフォーマットでもリリースされています。



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バロックの美しい歌/寺神戸&レ・ボレアード

 上のアルバムと同じ様な理由から、こちらも天の邪鬼レビュー(紹介)です。本来このアルバムの主役はメゾ・ソプラノの波多野睦美さんです。森さんのアルバムとは違って、こちらはバロックに活躍した作曲家、バーセルを中心に選曲されています。

 面白いのは名曲中の名曲(初めてラジオ電波で流れた曲でもあるから、地球から最初に発信された楽曲というわけです)「オンブラ・マイ・フ」を両者で取り上げているということでしょうか。

 2026年1月現在、公式ページを見ると2014年から新たなフォーマットとしてBlu-specCDというフォーマットでもリリースされています。

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惑星/佐渡裕

 初めてこのアルバムを手にしたとき(図書館)、大してSACDという意識をせずに試聴していましたが、その後、このアルバムがSACDと悟り、ふたたび図書館へ(笑)。こういうタイプの曲は特に、エンディングの女声コーラスなどの奥行きなどに威力を発揮するのではないでしょうか?深遠なる広がりの彼方へ消えてゆく効果は絶大(ただし、このN響では少年合唱団を起用しています)

 2026年1月現在、公式ページを見ると2014年から新たなフォーマットとしてBlu-specCDというフォーマットでもリリースされています。


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印象/三浦友理枝

アイドル感を全面に押し出したジャケット、挨拶がわり(?)の曲目だったので、SACDにも関わらずパスしていましたが、その曲目にラヴェルの『クープランの墓』が全曲演奏されているのを見て、手にしました。私にとっては初クープランのSACDとなりました。これとは別に、リサイタルを聴きに行ったのは、ドビュッシー没後100年 室内楽回顧展でした。

月の光、2つのアラベスク、夢(以上ドビュッシー)
「クープランの墓」、ラ・ヴァルス(以上ラヴェル)
夜想曲変ホ長調Op.36(フォーレ)
ジムノペディ第1番、ジュ・トゥ・ヴ(以上サティ)

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