グスタフ・ホルストの先輩にあたるレイフ・ヴォーン＝ウィリアムズもまた、ホルスト同様に英国民謡のメロディを収集し、それを自作の中に取り入れ親しみやすい作品を多数残してくれました。ホルストと違い、絶対的な代名詞となる作品はないかもしれませんが、両者は切磋琢磨しあい英国を代表する作曲家としてクラシックファンにはなじみ深い作曲者です。

　このページでは、ヴォーン＝ウィリアムズが、同郷のシェイクスピアの作品に伴奏をつけた『音楽へのセレナード（Serenade to Music）』を中心に紹介します。

　ヴォーン・ウィリアムズは『音楽へのセレナード』を、指揮者のヘンリー・ウッド（Henry (Joseph) Wood）の楽壇デビュー50周年に捧げる目的で作曲、テクストは、ウィリアム・シェイクスピアの「ヴェニスの商人」第5幕 第1場における音楽に関する討議と天球の音楽から取られた。（wikiより）

オリジナル版（16名のソリスト）
♪音楽へのセレナード

♪交響曲第2番「ロンドン交響曲」
♪トマス・タリスの主題による幻想曲

London Philharmonie Orchestra
Roger Norrington

DECCA 467 047-2
2000