夏の夕日
 
夏のけだるい暑さが残る山野ではすでにヒグラシがアブラゼミに取って代わっていた。もうこの頃から秋の気配を空気から感じることができる。
いと美しきかな暁の星
 
たしかバッハのコラールにこんなタイトルの曲があったような気がしたが、この光景を眺めたのは夢の中が最初だった。夢の中で僕は真っ赤に染まる草原の中で大の字になって寝っ転がってこの光景を眺めていたのである。ハッと目が覚めてみると部家の中が真っ赤に染まっていた。窓の外には明けの明星が雲の中から出てきた。
 ピナトゥボ火山が噴火した翌日。
初日の出
 
1997年の初日の出は印旛沼で迎えた。地平線から昇る初日の出は結構珍しく、僕も久しぶりにこの光景を眺める(拝める)事ができた。
狭山湖
 トトロの森にあこがれて狭山丘陵を歩いたことがあった。午前中の柔らかい日差しから夕暮れまで、あちこちを歩き回って、程良く疲れたところで地元の食事にありついたら、なんと水のまずいこと!これにはがっかりしてしまった。しかし景観は都会からわずかしか離れていないのに豊かな自然が残っている。

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